
玄海酒造について
壱岐は人口約3万人の島です。その中で、7軒の焼酎蔵元が切磋琢磨しながら造り上げ、守り続けてきた麦焼酎は壱岐の文化でもあります。
壱岐焼酎は本格焼酎に分類されますが、一口に本格焼酎といっても、その種類は多彩です。飲み方も冷・お湯割り・オンザロック・ストレートと自由で、まさに自己主張できる全天候型の飲み物と言えるのではないでしょうか。
さて、環境や経済など、時代とともに変化する様々な問題に、焼酎造りも無縁ではありません。時代の流れを読み、乗り切るために、あらゆる方面にアンテナを張って、情報をキャッチすることが必要です。壱岐焼酎においても、それが焼酎造りに反映されて、時代のニーズにあった商品が生み出されてきました。さらに、平成七年の地理的表示の産地指定を受けたことなどを追い風として、海外でも飲まれる焼酎になりました。生産量は少なくても、壱岐の小さな蔵だからこそできる丁寧な焼酎造りは、今後ますます多様化する酒類業界にあって貴重な存在だと思います。
壱岐焼酎は進化し続けています。壱岐焼酎を知るということは、壱岐を知るということでもあります。ぜひ壱岐を訪れ、島の郷土料理とともに壱岐焼酎を味わっていただきたいと思います。
玄海酒造株式会社 取締役会長 山内 賢明
【銘柄の由来】
壱岐で一番高い山は「岳の辻」といいます。その麓に弊社工場はあります。昔からその地を「タケズミ」と云いました。それは湧き水が出ていたからと云われています。そこで初代は「瀧泉」と命名しました。昭和29年島外出荷を志し「玄海」としましたが、昭和50年「むぎ焼酎発祥の地壱岐」を強調すると共に郷土の発展を願い、むぎ焼酎「壱岐」といたしております。
酒蔵情報
銘柄名 | むぎ焼酎壱岐、壱岐スーパーゴールド、壱岐グリーン、壱岐オールド、樫樽貯蔵品、かめ貯蔵品、長期貯蔵品、和三盆糖の梅酒、ルート382(壱岐限定品) |
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住所 | 長崎県壱岐市郷ノ浦町志原西触550-1 |
電話番号 | 0920-47-0160 |
FAX番号 | 0920-47-0211 |
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