自家製燻製チーズと天領

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最近、燻製にはまっています。じっくり時間をかけて燻すと、どうしてこんなにも旨味が増すのか。ベーコン、卵、豆腐と、冷蔵庫にあるものを、ついついなんでもかんでも燻してしまいます。

ベーコンは、燻製するまでの下準備に時間がかかります。スパイスをブレンドした塩をまぶして二週間ほど冷蔵保存、数時間塩抜きした後、もう一日、冷蔵庫で乾燥。じっくり燻したいので、燻製も3時間ほど。なかなか根気が必要で、何度も試行錯誤しています。ベーコンとお酒のマリアージュはまた後日。

今回は、比較的カンタンなチーズの燻製。スーパーで市販されている6Pチーズを使用しています。アルミホイルの上に置いて、小一時間、燻す。スモークウッドはスタンダードに「さくら」を選択。スモークウッドも何種類もあるので、食材との相性を探すのも、燻製の醍醐味。

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自家製チーズの燻製と合わせるのは、「上撰天領」(岐阜 天領酒造)。近くの酒屋にて、金の包装でディスプレイされていて、「どんな味?」と思い、ついつい一升瓶で購入。自社サイトには「飛騨地方で一番晩酌酒として愛飲されています。コクがあり、切れ味もあり、一口飲むごとに次の一杯を誘います。」との説明があります。説明書きからも「辛口かな?」との想像に反して、意外と甘め。ただ、その甘さがちょうど、燻製チーズと合うようです。燻製してたから、よりマッチしたのかも。

上に添えたイタリアンパセリは妻が愛情を込めて育てたもの。いろいろ自家製を目指しています。イタリアンパセリをかじりながらの日本酒。ちょっとした緑の香りが鼻を抜け、これもまた一興です。


ニホンノサケ